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第174号2006年10月1日号

2007年01月04日

ドナー登録会実施体制の整備と説明員等の処遇改善が必要

 昨年7月以降、従来に比べ、格段に多くなった月間ドナー登録者数が1年経った今年7月以降も継続しているようです。おかげで8月末現在のドナー登録者数は25万7104人となり、ドナー登録30万人目標達成も視野に入ってきました。いま必要なことは、骨髄バンク事業の基本業務の一つであるドナーリクルート体制を強化し、ドナー登録者の善意を結集して、30万人登録を1日も早く実現することではないでしょうか。

 ドナー登録会開催にあたっての必要な機能は次のとおりです。
  (1)登録会の日時、会場、日本赤十字杜・関係自治体等その他主催団体との折衝打ち合わせ
   を行い、必要な資材を手配する。
  (2)登録会場で人目に触れやすいよう幟やポスターを掲示して会場設営を行う。
  (3)ドナー登録の必要性を街頭で訴え、呼び込みを行う。
  (4)登録者のドナーとなることへの不安と疑義に対し、十分に説明を行い理解を得る。
  (5)申し込み手続を遺漏なく行い、事後の住所変更等の連絡について周知し、登録者の脱漏を
   防止する。
 (1)については骨髄バンク(財団)の直轄地域(東京および近隣首都圏地区)では財団の広報渉外部の職員が主として担当し、部分的に地区普及広報委員が協力担当しています。直轄地域以外では専ら地区普及広報委員が担当します。この業務はドナーリクルートの基本業務ですが、外部から見ると財団でこの業務を担当する広報渉外部職員が不足しているように思われます。(2)については日赤や自治体の協力関係が大幅に進み、特に東京都内の献血会場での併行登録会の実施回数が増えていることが大きな成果を上げる要因となっています。(3)(4)(5)は財団の直轄地域(東京・千葉・埼玉等)では、財団の広報渉外部の職員が単独で行う場合もありますが、主体は財団の資格認定を受けた説明員(地区普及広報委員を含む)が行います。

 全国で説明員と地区普及広報委員は約650名(他に東京地区を主とするライオンズクラブメンバー100名あまり、ただしライオンズクラブメンバーはクラブが主体的に開催する登録会のみに参加するため、一般説明員の人数に算入していません)がこれらの業務を草の根的活動で地道に行っているのです。しかしながら、東京の会の例で恐縮ですが、新会員がなかなか増えず、特に平日稼動できるメンバーの高齢化が進み、平日開催のドナー登録会への参加者確保が困難になってきています。現職勤務者に有給休暇をとって参加することを要請することはできません。

 これらの説明員有資格のボランティアは登録会に参加すると、活動費2000円と交通費実費を請求することができますが、資格のないボランティアは支給対象外のため請求できません。登録現場での実働時間は6~7時間に及び、屋外作業の場合も多いのです。地方の場合、資格認定を受けていないボランティアが説明員業務を行い、何の費用弁償を受けない事例もあると伝え聞いています。

 もう一つ財団に内勤する登録ボランティアというグループがあります。このボランティアの人たちは、外部からの種々の照会間合せ電話への応対と、財団のパンフレット・バンクニュース・マンスリーレポート等の発送業務やこれらの資料の修正作業を行い、財団の広報と庶務的な仕事を支えています。

 登録ボランティアの処遇は実働時間ほぼ7時間ですが、1OOO円の日当と交通費実費支給です。財団の財政破綻以前は、1時間あたり600円の時間計算払いでした。財団として、財団のドナーリクルート体制増強と、説明員(地区普及広報委員を含む)の処遇改善をはかり、より協力を得やすくするため、次の事項について検討して下さい。

①ドナー登録会実施体制強化のため、広報渉外部にドナー登録会担当職員を増強ができないか。あるいは広報渉外部以外の部門所属の職員を必要に応じてドナー登録会業務の応援体制をとれないか。また新入職員の基本教育訓練プログラムの一環として、一定期間ドナー登録会業務に従事させる制度が導入できないか。
②既に実務経験を積んで説明員業務に習熟し、ドナー登録会に参加して業務に従事していても、財団の説明員資格認定がないため、活動費・交通費実費支給対象外となっているボランティアがいないか、地域団体に照会し、あれば資格賦与等必要な措置を講じられないか。
③全国で活動している説明員に対し、活動費の増額または最低賃金を目処に時間計算による日当を支給することはできないか(交通費実費支給を含む)。
④財団内勤の登録ボランティアに対し、日当の増額または最低賃金を目処に時間計算による日当を支給することはできないか(交通費実費支給を含む)。

 因みに平成17年開催の地区普及広報委員研修会配布資料.(平成17年地区普及広報委員・説明員実績経過報告)による推計結果からみたボランティア説明員の必要稼動頻度の高い都道府県は、東北地方は秋田・青森・福島、関東地方は東京、甲信越地方は山梨、北陸地方は福井、近畿地方は京都府、九州地方は熊本・佐賀、沖縄県が挙げられ、特に高いのは秋田、青森、福島、東京、福井、京都、沖縄です。これらの地区では地区普及広報委員・説明員が年間に何回も稼動していることが想定され、地方では不便な交通事情を克服してのボランティアの努力により、ドナー登録者増勢が支えられていることを配慮すべきではないでしょうか。ボランティアの報酬は「無償の行為への感謝」にあるといえばそれまでですが、財団ボランティアの活動は財団の業務そのものを支えており、むしろパートタイマーに近いのです。

 財団にとってドナーリクルート業務はドナーコーディネートと両輪をなす最も大切な基本的業務であり、是非体制整備が必要と考えます。(新田恭平)

今年は11月15日・ルーテル市ヶ谷センターで                                      サンクト・フローリアン・ピアノ三重奏団チャリティーコンサート

 世界を舞台に活躍中のトリオの骨髄バンクを応援するチャリティーコンサート。
 白血病で倒れた楽友を支援するため、トリオを組んでドナー登録を呼びかけるコンサートを開催して今年で15年、友を想う円熟した演奏をお楽しみください。

日時 2006年11月15日(水) 18:30開場 19:00開演
会場 ルーテル市ヶ谷センター
    東京都新宿区市谷砂土原1-1
    ●地下鉄有楽町線・南北線市ヶ谷駅より徒歩1分
    ●JR市ヶ谷駅より徒歩5分
【演奏曲目】
☆サンサーンス「ピアノ三重奏曲」第1番へ長調 作品18
☆モーツァルト「ピアノ三重奏曲」ホ長調KV542
☆ドウォルザーク「ピアノ三重奏曲」へ長調作品65
【演奏】
 フィリップ・ヤング(ピアノ) 小澤洋介(チェロ) 三戸素子(ヴァイオリン)
【入場券】
 全席自由席一般3500円
 前売券3000円
 ※学生(大学・専門学校以下)1000円
 ※前売券の申込は東京の会までファクスでお願いします。
【お問合せ先】
 公的骨髄バンクを支援する東京の会
 東京都新宿区愛住町23-1 Woody21 9F
 電話・ファクス 03-3354-6377

●昼休みコンサート(無料)を11月15日(水)12:20から新宿モノリス1階アトリウムで行います。多数ご来場下さい。

★東京ドナー登録会予定(10月)★

10月8日(日) 創価大学(八王子市)
10月9日(祝) 創価大学(八王子市)
10月10日(火) JR赤羽駅東口(北区)
10月13日(金) 都営地下鉄瑞江駅北口(江戸川区)
10月22日(日) 全日本空手選手権献血会場(渋谷区)
10月22日(日) 板橋区民祭り(板橋区)
10月24日(火) 大田区大森西特別出張所(大田区)
10月28日(土) 首都大学東京(荒川区)
10月29日(日) 首都大学東京(荒川区)

元部長を解雇 財団がセクハラ問題告発で懲戒処分

 骨髄移植推進財団では、昨隼夏以降、職員の短期間の退職者が相次いだことが問題となっていました。その端緒となったのが、幹部職員によるセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)やパワーハラスメント(職権による人権侵害)があったとして、当時の総務部長が提出した報告書です。その報告書を書いた元部長が、この9月26日付で懲戒処分となり、解雇されました。
                             ◆
 解雇の理由としてはまず、報告書の内容は虚偽であり、個人に対する誹誇中傷であったとしています。次に、情報管理が十分でなく新聞報道にも発展して、財団の杜会的信用を損なわせ、内部に混乱をもたらしたことをあげ、さらにその他の些細な事柄も列挙されています。解雇処分は職員の生活権を奪うものであり、妥当な判断であるかどうかは注目すべきところでしょう。
 ところで財団では、この間題が持ち上がって、内部調査委員会と外部調査委員会を設置して、その調査報告を受けた結果、セクハラ・パワハラを指摘された幹部職員にはそのような事実はなかったと発表しています。しかし、外部調査委員の弁護士は、財団の発表は調査報告の内容とは違うとして抗議し、報酬も返金した事態も明らかになっています。そうした状況があるにもかかわらず、財団は重大な決定を下したことになります。
 この間題は、その幹部職員が高級官僚の天下りとして財団の常務理事(事務局長兼務)であったことなどから、社会的にも大きな反響がありました。役所に席があった以前にもセクハラ間題で厳重注意処分を受けていることなども明らかとなっています。その幹部職員は今春、任期半ばにして依願退職していますが、何のおとがめもないままで、今回、内部告発した元部長だけが最大級の処分をされたという異例の事態となっています。
 ことの経緯から元部長は「処分は不当」として、司法の場で争われることが避けられない状況にあるようです。そうなれば、これまで明らかにされてこなかった両調査委員会の報告書なども、処分の妥当性をめぐって開示されることになるものと思われます。これまでの財団の対応を見てくると、最初から幹部職員には手厚く、元部長には手厳しい印象を受けるのは否めないようです。

今年は晴天、品川宿場祭

 このところ、お天気に恵まれなかった品川宿場祭、今年の9月24日(日)は爽やかな秋晴れに恵まれて開催されました。北品川から青物横丁品川寺までに至る旧東海道に沿って出店が並ぶなか、交通安全パレードが繰り広げられました。山伏を先頭に、地元小学生、中学生の鼓笛隊やブラスバンド、侍・腰元、おてもやん等の仮装行列が練り歩く中に、東京の会も二見さん、山本栄さんの二人が幟旗を持って参加し、チャンスやハローキティのティッシュを配って骨髄バンクヘの協力を訴えました。
 同時に、品川寺正門筋向いに設えられた骨髄バンクチャリティーのお店で、東京マリーン・ロータリークラブの毛塚さんたちが遠く信州松川まで出向いて仕入れてきた、リンゴ、ナシ、サツマイモ、ジャガイモ、キュウリなどの果物・野菜、松川の障害者施設「紙風船」の皆さんが心をこめて作ったジャムやビーズ製品のほか、会員の皆さん拠出のバザー用品を、マリーンロータリークラブの皆さんと一緒に、声を張り上げて売リ捌くお手伝いをしました。
 お昼には品川寺さんの名物「きつねそば」をご馳走になり、また打ち上げにはロータリークラブの心尽くしの飲物で咽の渇きを癒さしていただきました。ありがとうございました。

舞台「IMAGINE9.11」好評のうちに終演

 アメリカの同時多発テロ9.11が起きてからすでに5年の歳月が流れました。そのとき、アメリカからの骨髄を待っている患者さんが日本にも3人いました。アメリカ全土で飛行禁止の措置がとられ、この患者さん達へ骨髄が届かなくなる事態が起きました。このとき全米骨髄バンク(nmdp)のメンバーがなんとかして日本に届けたいという一心で、骨髄を採取し、チャーター便を探し、飛行許可を取りつけ、チャーター費を捻出し、その他諸々のことを素人の手でやりました。この時のことを15年以上も前から骨髄バンク活動に取り組んでいる歌手の刀根麻理子さんとISSUIさんたちが舞台化したものが「IMAGINE9.11」です。
 9月9日と10日に東京赤坂で行われた公演では、東京の会も協力し、あやちゃんの贈り物展とマモ君のメッセージ・患者さんとドナーさんのお手紙展を同時開催しました。多くの観客の方が舞台を見て感激し、あやちゃんの絵やマモ君のメッセージを見入っておられました。
 【刀根麻理子さんより】IMAGINE9.11をご支援頂きまして、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。17年間の骨髄バンクの普及啓蒙活動のその先に『IMAGINE9.l1』が昨年、誕生しました。そして今年に入り、2度目の公演は11地域13公演と決定し、通常1年近くかける準備期間をたったの半年という短い時間で進行しました。至らぬ点もたくさんございました。けれど『心』ある皆さまの『情熱』に支えられ、怪我や急病、悪天候等に見まわれることなく、滞りなく千秋楽を迎えることができました。出演者、スタッフはもちろんのこと、ご支援、ご尽力くださった各地の皆さまの誰一人欠けても実現し得なかった“成功"であったと確信しております。2007年以降も、1箇所でも多い地域での公演を目指し、成長し続けたいと願っています。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
追伸・千秋楽の翌日から、大道具、小道具の後片付けに衣装の洗濯、物販の計算にチケットの入金確認、支払い、振込の銀行巡り等々で大晦日もすぐにやって来るような気がしています。お世話になった全ての人に届けられないかもしれませんが、取り急ぎ心からの感謝をこめて……。「やり方」の良し悪しで人を非難する社会には、思いやりは存在しません。「あり方」を洞察し、人として絆を深め合える関係をこの先ずっと、皆さまと共に築いていけたら本望です。「自分以外の人を想像する……」私が骨髄バンク運動で気づかされたことです。家庭の中にも、教育現場にも、職場にも、きっと必要なことだと思うんです。

平成19年度東京都予算に対する要望ヒアリング

 例年、秋に東京都予算に対する要望のヒアリングを都議会公明党が各団体に呼びかけて行います。今年はいつもの年より1ヶ月早く、9月上旬に開催され、私たち東京の会は、9月6日午後3時から代表以下4名の会員が都議会を訪問し、要望事項を伝えました。併せて東京都健康福祉局疾病対策課を訪ね、同じ要望を行いました。要望事項は次の3点です。

1.骨髄バンクを介する移植件数の増加に伴う骨髄採取施設の充実増設について
2.都立病院における高齢者白血病治療の推進について
3.都内医療機関における院内感染発生防止対策の推進について

■骨髄バンクを介する移植件数の増加に伴う骨髄採取施設の充実増設について
 骨髄バンクのドナー登録者数はお陰をもって、25万人を超え、目標の30万人達成も視野に入ってきました。移植件数も年間1000例の水準に達しつつあり、白血病治療を大きく推進しつつあります。しかしながら、移植件数の増加に伴い、新たな間題が生じてきています。それは採取施設の不足と、移植調整医師の不足という間題です。骨髄バンクでは特に関東地区におけるこの間題を訴えており、折角患者さんに適合するドナーさんが見つかっても、採取施設と採取日程がなかなか決定できないために移植が遅れる事態が発生していると伝えられています。
 採取施設の充実は手術室の数と採取医・麻酔医・看護師からなる採取チームの体制整備にかかわる問題と、手術室の運用・とりあいの間題、医療収入とコストの経済性にかかわる事項を含んでいるため解決が容易でない点もあろうかと思われますが、都立病院において積極的に取組んでいただくことを要望します。

■都立病院における高齢者白血病治療の推進について
 白血病は化学療法と造血幹細胞移植療法の進歩により、いまや完治も望める疾患の一つとなりましたが、これらの治療にはこれに耐える体力が必要であり、耐力がない高齢者については積極的治療が行われていないのが現状です。白血病の発症率は55歳あたりから急速に増え、特に急性骨髄性白血病においては50%が60歳以上の高齢者に発症しているのが実情です。患者家族からの相談の事例に高齢者の親御さん治療と予後に関する事例が増えてきており、人口の大きい東京都における都立病院の果たす役割への期待は大きいのです。東京都として高齢者白血病治療のセンターの役割を充たす施設をつくり、治療法の積極的開発推進を行って欲しい旨要望します。

■都内医療機関における院内感染発生防止対策の推進について
 白血病に限らず、抗がん剤を投与される患者さんにとって、免疫力低下時に多剤耐性菌や各種のウイルス、結核菌等の院内感染は致命的となる可能性があります。種々の患者さんが入院され、また多くの外来患者さんが来訪する大病院において院内感染の危険性が高い可能性が想定され、また現実に発生しています。都立病院においては充分院内感染防止策を講じておられると考えていますが、都内の大学病院等を含む大規模医療機関に対する院内感染防止策実施状況の定期的検査あるいは報告制度があるか、なければ制度化とその実施し院内感染による事故防止を推進されるよう要望します。

池袋駅前でドナー登録会開催

 8月27日に池袋駅前東口で、東京都トラック協会第5・6支部青年部(文京、豊島、北、板橋、練馬)の主催による、献血併行のドナー登録会が行われました。財団職員の林さんによれば、平成13年7月20日に、トラック協会大田支部青年部で、当時は事例の少なかった献血併行を蒲田駅前で導入していただいたことがきっかけとなり、今回の池袋での開催につながったそうです。長年にわたり活躍されている東京の会のみなさんの中には、この経緯に少なからず関わられている方がいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、東京の会、財団登録ボランティアから、総勢10名ほどの参加がありました。
 より正確な場所としては、池袋パルコ前横断歩道の中島の部分で登録会が行われました。駅前中央の横断歩道ということもあって必然的に人通りが多く、骨髄バンクに対しての興味あるなしに関わらず、積極的にアピールすることができました。トラック協会さんが、思わずもらいたくなるような、特製の配布用うちわを用意してくださっていたので、声かけのみよりも、ずいぶんと効果があったのではないかと思います。ただ、あいにくの曇り空で、気温がそんなに上がらなかったため、うちわのニーズが下がってしまい、少々残念でした。登録会の実績としては、骨髄バンクの受付が33名(そのうち、登録が29名)で、献血の受付が154名(そのうち、採血が106名)でした。主催者であるトラック協会のみなさんの中には、この機会にドナー登録をされた方も数名いらっしゃいました。
 最後に、これを書いている私が、東京の会の活動にボランティアとして参加したのは、昨年春の銀座教会以来でした。にもかかわらず、参加されたボランティアの方々から、あたたかく迎えていただき、「会いたかったよ!」なんて言っていただきて、うれしくなりました。決して派手ではないけれど、居心地のより雰囲気が、東京の会を支えているのだなあと実感しました。また、仕事の合間を縫って、自分のペースで活動していこうと思います。そのときは、よろしくお願いします。(堤英俊)

心のこもったご寄付ありがとうございました。                                                                            (2006.8.16~9.15)

鈴木孝宏さん 5,000円/上遠野雄一さん 3,000円/中垣内千代子さん 2,000円/池田あゆみさん 3,000円/橋爪由里さん 5,000円/須藤朋子さん 7,000円/富岡礼子さん 5,000円/高橋いずみさん 2,000円/渋谷泰幸さん 2,000円/小林由佳さん 2,000円/国分秀樹さん 3,000円/川鍋好子さん 3,000円/宍戸知美さん 5,000円/匿名 10,000円

お寄せいただいたご寄付のうち、会費未納の会員からは会費(年3,000円)を差し引いて掲載させていただきました。

♪「10月定例会」/11月会報発送「おりおり」 のお知らせ♪

●●●「10月定例会」●●●

10月19日(木)午後6時30分より
会場:全労済東京・レインボー会館3階会議室

11月定例会予定・11月22日(木)午後6時30分より


●●●11月会報発送「おりおり」●●●

11月4日(土)12時30分より
場所:品川運輸・4階会議室 
    JR大井町駅徒歩8分・京浜急行鮫洲駅徒歩2分(品川区東大井2-1-8)

※12月「おりおり」予定・12月2日(土)12:30より


どなたでもお気軽にご参加ください

2006年11月05日

編集者雑記

▼9月22日付の朝日新聞夕刊は1面トップと扱いで「骨髄バンク進まぬ移植」という大見出しで、骨髄バンクの近況を報じました。記事では「ドナー登録は急増しているが、移植可能な患者が見つかっても、『仕事があって行けない』などと断わるケースが多いのが大きな理由だ」などと書いています。
▼この記事で気になる記述を見つけました。「(ドナーは)これまでは白血球の型で分類していたが、昨年3月から遺伝子まで見る精度の高い検査方法に変えた。財団は新しい検査で登録した人を優先的に提供リストの上位にすえているため、同じ人が何度もリストアップされるなどのケースが出ている」
▼この『財団は新しい検査で登録した人を優先的に提供リストの上位にすえている』というのは間違いです。現在、患者のHLAはすべてDNAタイピングされているため、ドナー検索する際にDNAタイピングでデータが登録されている最近のドナーが優先的に適合者として検索されるというのが実情です。
▼しかし、これは問題です。DNAタイピングのドナーはおよそ5万人、残る20万人は血清学的検査によるデータです。これでは検索対象が5万人の骨髄バンクということになりかねません。この問題を解決するためには、20万人の登録者い再検査を受けてもらうなどの方策が必要です。重要な検討課題です。
▼ところで、この記事には「30万人の目標などについて、財団は10月に有識者の検討会議を設置。来年1月をめどにドナー登録のあり方を抜本的に見直す方針だ」と報じています。ようやくという感があります。骨髄バンクの新たな将来像を検討すべきだという主張は本誌『東京の会通信』が行ってきました。
▼すでに30万人の登録は手の届くところに来ているとして、昨年12月号では「さあ、今から準備をしましょう。これからの骨髄バンクの姿をデザインしなければなりません」と提言しています。何をどのように見直すのか、注目をしていきたいと思います。しかし、ちょっと動くのが遅すぎますけど。
▼一方、全国骨髄バンク推進連絡協議会も「骨髄バンク・造血細胞移植将来像検討委員会(仮称)」を設置するようです。こちらは名称から、単にドナー登録のあり方だけではなく、もっと広い視野にたった内容になるかも知れません。こうした検討の結果は、私たちのボランティア活動にも当然影響があるはずです。

2006年10月28日

8月末日現在 登録・適合状況

◆◆◆日本骨髄バンクの登録患者と検査済登録ドナー◆◆◆

ドナー(全国) 登録者累計 257,104人/8月登録分 4,029人/8月抹消分 762人/実質登録増 3,267人
ドナー(東京) 登録者累計 39,626人/8月登録分 701人/8月抹消分 99人/実質登録増 602人
患者(全国)  登録者累計 21,197人/8月登録分 199人

◆◆◆患者とドナー登録・適合状況(8月末日現在)◆◆◆

ドナー登録受付者数(累計) 324,885人
ドナー登録抹消者数(累計) 67,781人
有効二次検査済ドナー数 257,104人(8月3,688人増)
二次検査適合ドナー数(累計) 136,083人
実質登録患者実数(現在) 3,315人(国内1,483人)
HLA適合患者数(累計) 17,225人(患者累計数の81.3%)
非血縁移植実施数 7,650例(8月実施69例)

About

「東京の会通信」の「第174号2006年10月1日号」のページです。発行月別に掲載しています。

先月号は第173号2006年9月1日号です。

次月号は第175号2006年11月1日号です。

他にも多くの記事があります。メインページすべての通信も見てください。

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