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第152号2004年12月1日号

2007年01月01日

13年目のチャリティーコンサート                      今年は「めぐろパーシモン小ホール」で満員                                      サンクト・フローリアン三重奏団

 サンクト・フローリアン・ピアノ三重奏団のチャリティーコンサートも今年で13回を数えるにいたりました。一つのことを継続していくと、蓄積によって大きな効果を生み出します。知名度が高まり、無料招待券の応募者は200名を超え、インターネットでの応募者は実に480名超の方からご応募をいただきました。
 これもひとえに、お忙しい日程を割いてご出演いただく、三戸さん、小澤さん、フィリップさんたち演奏者の皆様のご協力があってのことです。譜面めくりも専門知識と神経を使う仕事ですが、過去においては尊田夫人、最近は岸本さんがお引き受けくださっており、またピアノの調律で縁の下で支えてくださった大和弘一さんの永年にわたるご奉仕も忘れることができません。大和さんには今年早春、お仕事中に倒れて急逝され、これからのますますの技の円熟とご活躍が期待されていたところ、まことに残念です。改めてご冥福を祈ります。ピアノ調律は大和さんが所属しておられた宇都宮ピアノ調律センターさんから大和さんのご遺志を継いで引き受けようとのお申し出をいただき、同社の高田典男さんにお願いすることができました。
 会場の確保には毎年苦労が多いのですが、今年は「めぐろパーシモン小ホール」が抽選であたりました。めぐろパーシモンホールは3年前にこけら落としをした新しい公共ホールです。倍率が高く、順番を決める抽選で遅い順番を引き、諦めかけていたところ、11月4日がぽっかり空いていておさえることができました。
 当日は新宿モノリスのお昼休みコンサートとめぐろパーシモンホールのコンサートとダブルヘッダーになり、演奏者の皆さんにご負担をかける結果となりましたが、どちらのコンサートも素晴らしい熱演でアンコールの拍手が鳴り止みませんでした。
 曲目はベートーヴェンのピアノ三重奏曲第6番と第7番、間に挟んでハイドンのピアノ三重奏曲第39番、昼休みコンサートではベートーヴェンのピアノ三重奏曲第6番と第7番の一部が演奏されました。
 昼夜両方のコンサートとも休憩の合間に村上順子さん(東京の会)の司会で患者さんと骨髄提供経験者のドナーさんに壇上に立っていただき、骨髄移植のミニシンポジウムをいつもどおり行い、普及広報の一助としました。
 終了後、柿の木坂の途中のイタリアン・レストラン・ルルビーで打ち上げ会を行いました。参加の皆さんご苦労様でした。

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 今回は財団の常務理事・堀の内事務局長さんがご来場いただき、感想文をいただきましたので以下にご紹介いたします。
●三重奏は命を奏でる㈶骨髄移植推進財団事務局長 堀之内 敬
 11月4日、めぐろパーシモンホールにおいて、公的骨髄バンクを支援する東京の会が催した「ピアノ三重奏の夕べ骨髄バンク・チャリティキャンペーン」(サンクト・フローリアン三重奏団)に参加しました。
 クラシック音楽が好きな財団職員数名とおうかがいいました。木質系でとてもきれいなホールは、ゆったりと落ち着いて音響効果抜群です。会場は、東京の会の趣旨を理解する方々や骨髄バンクを支援する皆様で満員です。
 謙虚でシンプルな司会進行の下、一瞬の静謐の後、感動の時間が始まります。三人の演奏者は、友人のピアニストが白血病で亡くなったこと、多くの患者さんが助かることを想い、時間を超えた祈りの演奏を続けます。
 人間愛と祈りに満ちた空間を参加者が共有しています。透明な渓流のような感じもしますし、躍動する熱帯のようにも感じます。季節の花に例えれば、海岸に咲くツワブキの花のようです。海岸から、遠い波濤を望み、何か思いを馳せています。
 こうした催しを13回も続けることには、実に多くのご努力があったものと拝察します。御陰で骨髄バンクの現在があるものと心から感謝致します。東京の会の皆様の清らかな心根と高い志が印象に残る一夜でした。

東京モーターショーで108人が登録                      ボランティアの輪で大きな成果

 去る11月3日から7日まで、幕張メッセで「第38回東京モーターショー2004」が開催されました。この会場内で、一昨年より千葉の会のボランティアを中心に骨髄バンク推進活動を行っています。期間中は毎日、献血並行型ドナー登録会が開催されて、東京・千葉・埼玉・神奈川などからのべ30名以上のボランティアの参加がありました。
 今年のテーマは「働くくるまと福祉車両」。トラック、緊急車両等の「商用車」が展示され、トミカコーナーもあり、来場者の多くは子連れの若い夫婦でした。
 常に人通りがある通路での、声を張り上げての呼びかけには効果がかなりあったようです。5日間で108名の方にドナー登録をして頂きました。献血は863名でした。ちなみに、今年の来場者は23万人以上とのことでした。
 多くの方に説明をする機会は私たち説明員にとって貴重な場でもあります。「自分ができることをもっとしたい」と参加した東京の会の立花さんは、数日前から体調を崩されていたにもかかわらず、大活躍でした。おつかれさまでした。また、新たにこの登録会で説明員の研修を行った島崎さんが資格を申請しました。
 こうした普段会えない他の会の皆さんと一緒に活動できたことにより刺激があり勉強になりました。説明の仕方や、呼びかけにも工夫が見い出せました。そういうことが大きな成果につながったのだと思いました。
 来年は規模の大きい乗用車のモーターショーです。また、献血並行のドナー登録会が実施できることを願ってやみません。その時はまた関東のボランティアが集結して盛り上げていきましょう!(千葉の会・山本順子)

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右の説明員は、この登録会で磨きをかけた立花さん

心のこもったご寄付ありがとうございました。                (2004.10.16~11.15)

堀 雅子さん 10,000円/森さやかさん 7,000円/中川里枝子さん 2,000円/鈴木ゆみ子さん 10,000円/小山田ヤエ子さん 3,000円/臼倉久三子さん 3,000円/藤井恵美子さん 1,000円/加来栄一さん 1,000円/加賀山幸蔵さん 1,000円/加賀山弥生さん 1,000円/清水勝利・恭子さん 10,000円

お寄せいただいたご寄付のうち、会費未納の会員からは会費(年3,000円)を差し引いて掲載させていただきました。

★東京ドナー登録会予定(12月)★

12月 2日(木) JR赤羽駅東口(北区)
12月 9日(木) 創価大学(八王子市)
12月11日(土) 池袋駅東口(豊島区)
12月21日(火) 板橋区役所
12月22日(水) JR赤羽駅東口(北区)
12月22日(水) 町田市役所

Newface 新会員紹介  長門英悟さん

 初めまして、6月から東京の会に参加させてもらっています。僕は3年前に白血病を告げられ、1年半前に移植を経験しました。移植の瞬間に感じた感動や感謝の気持ちを忘れたくない、また忘れてはいけないとの思いで、いわば確認作業のためにこの会に参加させてもらっています。今はまだまだ足手まといにしかなっていませんが、病気の完治宣言がもらえる頃までには、自分の体験を通じて少しはお役に立てる存在になれたらなと思っています。

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創大祭では60名の登録

 今年も11月6日と7日に東京八王子の創価大学で登録会がありました。この大学祭では毎年登録会を行って来ましたが、今年はその中心的な役割を担っていた地区普及広報委員の大野晴美さんが転居されて、準備が遅れ、どうなるかと心配しました。さいわい立川の勝木さんご夫妻の協力で、いつものように登録会を開くことができました。
 二日間とも天候に恵まれ、すっかり紅葉した木々に秋の優しい日差しが美しく、大学の構内は学生さんやその家族の方で大賑わいでした。毎年開いている登録会はすっかり定着して、6日は24名、7日は34名の登録がありました。あと数日であるいは1カ月で20歳になるという人が、何人も来られて、その度に年齢制限の話をしてお断りをしました。また耳の不自由な方が来られて、手話のできる学生さんを捜し出して、説明をしてもらいました。年齢制限については、これまでも何度も検討されながら、なかなか緩和されずに現在に至っています。大学生になったらもう自己判断でいいのではないかと思います。また目や耳の不自由な方に対しての対応も、これまであまりしないで来てしまいましたが、皆さんに理解してもらい、登録者を増やすためには当然対応していかなければならないことだと痛感いたしました。18歳と19歳の方たちは来年きっと来るからね、と言って下さいました。また10歳ぐらいのお子さん連れのママさんは「あなたも大きくなったら登録するのよ」と言い聞かせながら一緒に登録用ビデオを見ていました。そんな光景を見ていると、来年も必ずここで登録会を開こうと決意して今年の登録会を終わりました。皆様ご協力ありがとうございました。

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「八王子いちょうまつり」に参加

 11月20日、21日に爽やかな秋晴れに恵まれ、第25回八王子いちょうまつりが行われました。八王子シティーライオンズクラブが毎年骨髄バンクの普及広報活動を行っており、東京の会は全国協議会と一緒に協力参加しました。
 甲州街道沿いに約4㎞にわたり800本弱の銀杏が植えられたのは多摩御陵のできた頃だそうです。以前は木製の通行手形を持ち、並木の黄葉を楽しみながら12カ所の関所巡りをしたのですが、久しぶりに参加した今年は25周年記念ということで通行手形は江戸時代から伝わる古地図を描いたものでした。
 私たち東京の会は八王子シティーライオンズクラブが設営した御陵駅跡地近くのテントを中心に、事前登録説明会やパンフレット等の配布、募金活動を行いました。映画やドラマの影響からか、若い人たちが骨髄バンクに関心を持って下さっている姿が印象的でした。
 私は21日の午後から参加したのですが既に2名の登録希望者がいらした様で、その後もご夫婦で説明を受けた方がいらっしゃいましたが奥様が出産を控えているので出産後にということになりました。
 しっかりと根付き、綺麗な黄葉を見せてくれる銀杏同様、骨髄バンク活動の更なる広まり、そして大輪の花を咲かせるであろう近い未来に思いを馳せる秋の一日でした。 (大瀧眞喜子)

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編集者雑記

▼日本さい帯血バンクネットワークはわが国における非血縁者間のさい帯血移植数が、今年11月4日に累計で2000例を突破したことを明らかにしました。その11月4日には5例のさい帯血移植が行われて、この日は累計で2001例になったということです。第1例目の非血縁者間さい帯血移植が行われたのは、1997年2月ですから7年半で2000例になったわけです。
▼ところで、さい帯血移植が1000例に達したのは昨年6月12日でしたから、あれからわずか1年5カ月足らずで、さらに1000例のさい帯血移植が実施されたことになります。昨年来、いかに多くのさい帯血移植が行われているかが、この数値で明らかになったのではないでしょうか。
▼ところで、骨髄バンクを介した非血縁者間の骨髄移植数は、10月末現在で5960例となって、6000例まであと40例に迫っていましたが、骨髄移植推進財団は11月17日に移植数が6002例に達して、6000例を超えたことを発表しました。一時頭打ちの様相を見せていた骨髄移植もここに来て着実に実績を伸ばしています。
▼一方、ドナー登録者数も1992年1月のドナー登録受付開始から12年11カ月目となったこの11月中に20万人に到達する見込みであることを明らかにしました。10月末現在で19万8958人ですから、あと1000人あまりなら1カ月のうちには突破することが確実であるとしているわけです。
▼さい帯血移植の2000例、骨髄移植の6000例、ドナー登録者の20万人というわが国の造血幹細胞移植にとって、歴史的な通過点を相次いで記録したということについては、この2004年11月という月は忘れられない時点ということになるでしょう。関係者各位のこれまでの努力に拍手を送りたいと思います。
▼時間の流れの中で、着実にこうしたマイルストーン(一里塚)を築きあげてきたことは間違いありません。しかしながら、それだけで自己満足することは許されません。現実的に、骨髄バンクに関しては昨年登録した国内患者の約4割はいまだに移植を受けられていないという厳しい現状がそこにはあります。
▼私たちはドナー登録者数30万人という目標を掲げていますが、目標達成の早期実現はまだ見えていません。目標とはいえそれはきちんとした目標ではないのです。「いつまでに」という目標にはあるべき要素が欠落しているのです。まだまだ、私たちの望んでいる姿には到達できていないのです。

♪「12月定例会」/1月会報発送「おりおり」 のお知らせ♪

●●●「11月定例会」●●●

12月22日(水)午後6時30分より
会場:全労済東京・レインボー会館3階会議室
 ※新宿駅下車7分(新宿区西新宿7-20-8) 
   青梅街道新宿警察署前しあわせ銀行の角入ってすぐ右側
 ※地下鉄丸の内線「西新宿」駅ができて便利になりました。西新宿駅下車1番出口徒歩2分

1月定例会予定・1月20日(木)午後6時30分より


●●●1月会報発送「おりおり」●●●

1月8日(土)12時30分より 【注意】時間変更
場所:品川運輸・4階会議室 
    JR大井町駅徒歩8分・京浜急行鮫洲駅徒歩2分(品川区東大井2-1-8)
※今お読みになっている「東京の会通信」を1500通折って封入して発送します。簡単な誰にでもで
 きる作業です。いつも人手が足りません。どうかご協力を。

2月「おりおり」予定・2月5日(土)12:30より


どなたでもお気軽にご参加ください

10月末日現在 登録・適合状況

◆◆◆日本骨髄バンクの登録患者と検査済登録ドナー◆◆◆

ドナー(全国) 登録者累計 198,958人/10月登録分 2,949人/10月抹消分 745人/実質登録増 2,204人
ドナー(東京) 登録者累計 29,885人/10月登録分 335人/10月抹消分 213人/実質登録増 123人
患者(全国)  登録者累計 17,150人/10月登録分 161人

◆◆◆患者とドナー登録・適合状況(10月末日現在)◆◆◆

ドナー登録受付者数(累計) 252,563人
ドナー登録抹消者数(累計) 53,605人
有効二次検査済ドナー数 198,958人 (10月2,608人増)
二次検査適合ドナー数(累計) 198,575人
実質登録患者実数(現在) 2,751人 (前月比16人増)
HLA適合患者数(累計) 14,001人 (患者累計数の81.6%)
非血縁移植実施数 5,960例 (10月実施94例)

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「東京の会通信」の「第152号2004年12月1日号」のページです。発行月別に掲載しています。

先月号は第151号2004年11月1日号です。

次月号は第153号2005年1月1日号です。

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