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第153号2005年1月1日号

2007年01月01日

年頭にあたって                               あと10万人のドナー登録のために何をなすべきか                           30万人達成のための課題

 昨年11月に骨髄バンクのドナー登録者数が20万人に達した。骨髄バンク設立以来13年にして漸く達成できたものである。目標達成までにはあと10万人を増やす必要があり、骨髄移植推進に従事するものとしては、10万人のドナー登録者増を実現するため、中期計画を立て、行動計画を具体的に作成して着実に実行していかなければならないと考える。
 中期計画と行動計画を策定し推進母体となって能動的に推進していくのは骨髄バンクである。ドナー登録者数を増加する最終の責任は(財)骨髄移植推進財団(骨髄バンク)にあるのである。
 中期計画には、達成すべき量的基準、質的基準および時間的基準が含まれていなければならない。また行動計画には単に骨髄バンクとしての行動計画だけでなく、ドナー登録推進事業を分担している関係各機関、即ち厚生労働省、日本赤十字社、都道府県の担当事項で検討をお願いすべき項目についても対象とする必要がある。もちろん骨髄バンクを支援するボランティア団体に協力依頼する事項も含まれるが、ドナー登録の公的活動にボランティア団体の定期的継続的参加を予定して行動計画を策定することは誤りである。
 われわれの希望としては達成期間を3~4年と定め、2007~8年度に是非30万人の目標達成することを希望したい。この3年間の登録者純増加数は1万6千人台を推移しているが、2004年度は2万人台に載せることができそうである。しかしながら10万人を3年間で増加させるには純増加数を3.3万人増としなければならない。従来のやり方で流していたのではおぼつかないのである。
 ではどうしたらよいのか。従来から議論されてきている登録者増の壁を早急に取り除くことである。

⑴ドナー登録要件の見直し
 ①登録時の説明時間の短縮を図る。
 ②登録時家族同意を不要とする。
 ③年齢制限拡大
⑵ドナー登録検査(HLA)のペーパーフィルター方式の導入による登録時間の短縮と、DNA検査への移行によりドナーコーディネート期間の短縮を図る。
⑶日本赤十字社のドナー登録事業への取り組み姿勢をもっと本腰を入れていただくよう強く働きかける。
⑷各都道府県の骨髄移植推進への理解と取り組み方にかなりの差が見られるので、これらの自治体に積極的取り組みを働きかける。

 骨髄バンクの組織は発足以来、担当部署管轄の各種委員会組織との絡みあわせで構成されており、担当部署の専従職員の皆さんが委員会に遠慮する所為か自立的・自発的な企画立案の提案が少ないと感じることが多い。骨髄バンクとしての意思決定手続きは守らなければならないが、ドナー登録者を増やす目的に沿って企画立案を能動的・積極的に行い承認を得て実施してほしいのである。 (東京の会代表・新田恭平)

世田谷ボロ市で患者相談

 今年も12月15日、16日の両日、東京の会は名物世田谷ボロ市に出店しました。例年通り代官屋敷の前に骨髄バンクののぼりを立て、松川のりんごをはじめ、釧路の鮭トバ、韓国海苔、そして谷口商店の甘納豆などをチャリティーバザーとして販売しました。
 15日は曇り空の下、いつ雨が落ちてくるかと心配な空模様で、12月とは思えないような暖かい日が続いた東京でもさすがに師走の寒さが身にしみました。ところが翌日の16日は青い空がきれいに晴れわたり、11月の気温となり気持ちのいい一日でした。東京の会の世田谷ボロ市で患者相談売り場の商品は早々と売れてしまい、16日の午後には、「りんごは?」「韓国海苔は?」というお客様が多数おみえになり、がっかりしてお帰りになりました。
 15日に座布団カバーを買っていかれた60歳代の元教師の女性は、私たちが商品の袋に入れた骨髄バンクの「ギフト・オブ・ライフ」を読まれたそうです。その同じ日に親しくしていた42歳の教え子の女性から手紙が届き、そこには血液疾患で、余命3年という悲しい事柄が記されてあったそうです。16日にその手紙をコピーして再びおみえになりました。「いったいどうしたらいいのかしら?」と本当に心を痛めている様子でした。新田代表や山本順子さんがフリーダイヤルの「患者相談」のことなどいろいろお話をされました。
 世田谷ボロ市の収益はボランティア活動の資金不足にかかせないものです。しかしこうして、骨髄バンクの普及啓発として患者さんやそれにつながる人たちを支援し、相談を受け付け、お話をうかがうことも大切な活動だと思いました。
 ボロ市に参加した15名のボランティアの皆様おつかれさまでした。世田谷信用金庫のご協力もあって、このような活動ができることを感謝いたします。 (大塚礼子)

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Newface 新会員紹介  石山ナナさん

 ドナーの方から骨髄をいただいてから無事2年過ごすことができました。今後、温めてきた想いや膨らませてきた夢を1つずつ実現していきたいと考えています。月に1度の外来の際には病棟へ伺い、東京の会通信などを置かせていただいています。1人でも多くの患者さんへ輪が広がっていくことを願っております。皆様、これからどうぞよろしくお願いいたします。

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★東京ドナー登録会予定(1月)★

1月6日(木) 江戸川区役所
1月7日(金) 港区日赤本社
1月11日(火) 足立区役所
1月12日(水) 足立区役所
1月12日(水) 千代田区国際ビルディング
1月13日(木) 足立区役所
1月13日(木) 杉並区役所
1月15日(土) 町田市ぽっぼ町田
1月20日(木) 北区JR赤羽駅東口
1月24日(月) 港区全日空ホテル
1月25日(火) 江東区役所

心のこもったご寄付ありがとうございました。                          (2004.11.16~12.15) 

北海道滝上町文化連盟 15,000円/高津康子さん 5,000円/衣川千代子さん 10,000円/小金井聖公会婦人会 10,000円/澤田利恵さん 5,000円/八戸信昭さん 1,000円/須藤朋子さん 6,000円/白水 豊さん 2,000円/小松美穂さん 7,000円/岡野憲嗣さん 10,000円/村山みねさん 10,000円/森 郁子さん 10,000円/福島善文さん 2,000円/大貫洋二さん 60,000円/中丸朗彦さん 7,000円/蟹江清丞さん 7,000円/村上昌子さん 5,000円/河村朝子さん 5,000円/小林道夫・陽子さん 7,000円/宍戸知美さん 2,000円/西田アキさん 2,000円/中山由美さん 5,000円/水元朋子さん 2,000円/山村詔一郎さん 2,000円/池田剛・裕子さん 7,000円/小山田ヤエ子さん 3,000円/川鍋好子さん 5,000円

お寄せいただいたご寄付のうち、会費未納の会員からは会費(年3,000円)を差し引いて掲載させていただきました。

編集者雑記

▼国の補助を受けて公的な非営利事業を行っている職員数が数十人規模のある団体では、最近、新規職員採用を行うことになり、新聞広告で人材を募集することになりました。募集職種は「一般事務」ですが、採用条件として「法学部・商学部卒業」であることがうたわれています。しかし、事業内容から考えてみると、出身学部を特定する必要性が希薄なのです。
▼その団体の事務局トップによると、経済学部や文学部などの他学部出身者ではダメで、どうしても法学部か商学部でなければならないそうです。有能な人物であれば、学部に拘泥することなく、間口を広くして人材を求めるのが採用人事の鉄則です。人材確保のために、企業は多額の投資をしているのが実情です。
▼また、その団体では最近、事務局トップにより「外部事業関係者との飲食」を禁止する旨の業務命令が出たそうです。そういえば、似たような事例を思い出します。かなり前のことになりますが、贈収賄事件をきっかけに、公務員の服務規定として「飲食」に関しての細かな基準を設置した、という報道がありました。
▼この団体の場合のこの業務命令の目的も、おそらくその辺を視野に入れてのことと思われます。しかし、この団体は民間法人であって、行政機関ではありません。その辺をまったく同列に見ることは無理があります。民間であるからこそ、役所のように様々な規範に縛られることなく、自由にできるというのは大きな利点のはずです。
▼職場を離れての飲食の場で、ビジネスが展開するのはよくあることです。これを良しとするか、悪しきとするかは価値観の問題です。しかし、社会的に行われている行為を全面否定するのですから、日本という国の風土を否定していることでもあります。実は、この団体の場合は、他の事業関連団体との風通しの悪さには定評があります。
▼むしろ、職員たちが外部の事業関係者と意思疎通を図って、円滑な事業の運営ができるようにする雰囲気作りが先決であるようにも思えます。そのためには、飲食を含めての機会であっても取り組んで欲しいという声があります。飲食を禁止しなければならない目的が希薄なのです。また、これは職員不信の表れでもあります。
▼こうした事例を側聞するにつけ、この事務局トップの姿勢には、非常に強い教条主義的なものを感じます。いま、この団体では事務局運営の柔軟性が求められています。もう一つ、教条的な事例を紹介しましょう。年号について、これまで元号と西暦とが混在していた組織内部の文書を元号に統一して書き換えろというものです。
▼そのために職員たちは大忙しの状態になっているというのです。この点はこれまでバラバラであったことが問題で、当然といえば当然ですが、教条的なのです。実はこの団体が行っている事業は、改善しなければならない課題が山積しています。その事務局トップは役所の天下りで、就任して間もなく1年になります。
▼その間、本来の事業が抱える課題のために大きな改革などを決断した、というようなことは残念ながらひとつもありません。手をつけることべきことは山ほどあるのです。しかしながら、事務局トップの仕事に対する興味は別のところにあるように感じられます。しかも、それが非常に教条的なのです。

♪「1月定例会」/2月会報発送「おりおり」 のお知らせ♪

●●●「1月定例会」●●●

1月20日(木)午後6時30分より
会場:全労済東京・レインボー会館3階会議室
 ※新宿駅下車7分(新宿区西新宿7-20-8) 
   青梅街道新宿警察署前しあわせ銀行の角入ってすぐ右側
 ※地下鉄丸の内線「西新宿」駅ができて便利になりました。西新宿駅下車1番出口徒歩2分

2月定例会予定・2月24日(木)午後6時30分より


●●●2月会報発送「おりおり」●●●

2月5日(土)12時30分より 【注意】時間変更
場所:品川運輸・4階会議室 
    JR大井町駅徒歩8分・京浜急行鮫洲駅徒歩2分(品川区東大井2-1-8)
※今お読みになっている「東京の会通信」を1500通折って封入して発送します。簡単な誰にでもで
 きる作業です。いつも人手が足りません。どうかご協力を。

3月「おりおり」予定・3月5日(土)12:30より


どなたでもお気軽にご参加ください

11月末日現在 登録・適合状況

◆◆◆日本骨髄バンクの登録患者と検査済登録ドナー◆◆◆

ドナー(全国) 登録者累計 200,575人/11月登録分 2,208人/11月抹消分 650人/実質登録増 1,558人
ドナー(東京) 登録者累計 30,175人/11月登録分 366人/11月抹消分 79人/実質登録増 287人
患者(全国)  登録者累計 17,288人/11月登録分 138人

◆◆◆患者とドナー登録・適合状況(11月末日現在)◆◆◆

ドナー登録受付者数(累計) 254,772人
ドナー登録抹消者数(累計) 54,197人
有効二次検査済ドナー数 198,958人( 11月1,237人増)
二次検査適合ドナー数(累計) 101,006人
実質登録患者実数(現在) 2,732人( 前月比19人減)
HLA適合患者数(累計) 14,103人( 患者累計数の81.6%)
非血縁移植実施数 6,034例( 11月実施74例)

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「東京の会通信」の「第153号2005年1月1日号」のページです。発行月別に掲載しています。

先月号は第152号2004年12月1日号です。

次月号は第154号2005年2月1日号です。

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