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第161号2005年9月1日号

2007年01月03日

8月18日町田市役所で11人登録!!

 私が住む東京都町田市では3年前、市の施設を借りて「あやちゃんの贈り物展」を開いて以来、市の方たちが私たちに協力的で、市役所の中で年2回献血並行型登録会を開いて下さっています。しかし、このような同じ場所での登録会は、登録者が尻すぼみになり、最近は登録者数が一桁の前半で、残念な思いをしてきました。8月18日(木)今年度最初の町田市役所での並行型登録会がありました。
 財団の職員の方はなんとその前夜「登録者ゼロの夢を見た」と言って心配そうな顔で会場に来られました。この登録会にはライオンズクラブのメンバーが朝一番に来られ、日赤さんの献血書類記入は1階ロビーで、ドナー登録の説明や書類記入は地下の会議室で、と流れを断ち切る配置に驚き「これじゃ駄目だよ」と町田市役所の係長さんに掛け合い、鶴の一声ならぬライオンの一声で、急遽日赤のすぐ隣で、説明や書類に記入ができるようになりました。もちろん私たちは「しめた。これでうまく行く」と喜びました。
 効果てきめん。午前中7人、午後5人(うち1人は具合が悪くなり登録不可)の11人が登録できて、久しぶりの快挙でした。登録者ゼロの悪夢を見たという財団職員の方もとても喜び、みんなで町田市役所の係長さんにお礼に行きました。係長さんも大変喜んで下さいました。ライオンズクラブの皆様・町田市役所の皆様・記入台を貸して下さった日赤血液センターの皆様に厚くお礼を申し上げます。
 市民ロビーを使うことには難しい問題があるようですが、次回もきっと使わせて頂けるものと期待しています。人口40万人の町田市のことですから、まだまだ登録したい人はいっぱいいると信じて、次回からも頑張ります。 (中谷光子)

Newface 新会員紹介  登山真樹さん

 私が初めて骨髄移植のことを知ったのは、今から20年近く前です。地元のあちこちの医院に貼られていたポスター。同郷の橋本和浩さん(東海骨髄バンクの移植第一号となった方です)がドナーを探しており、HLA検査を受けてくださいという内容でした。
 その後、関西地区で大量に放映されたテレビCM(中堀由希子さんがドナー登録を呼びかける内容)に心を奪われ、東京の会会員の遠藤さんや野村さんがお書きになった本を読んで骨髄バンクのことを調べ、20歳になったらドナー登録しようと決意しました。
 今と違って、登録しようと思ったら平日に保健所や日赤に行かないとできない時代。延ばし延ばしになっていましたが、1998年、駅ビルで行われた集団登録会で登録しました。当時は珍しかった集団登録会。採血を終えた時、患者家族だというボランティアさんに握手を求められ「家族にとって、あなたのように登録してくれる人は神様と同じ」と告げられました。
 CMに影響された私は、広告関係の職につきました。名古屋へ異動となり、あまり東京の会へ顔を出せなくなってしまいましたが、登録時の感動を忘れずにボランティアを続けています。
 最後に自己PRを。31歳、独身。花嫁募集中です!

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修士課程修了報告                            非血縁者間骨髄提供体験を通じての心理的変化/島崎たか子

 2005年3月、私は東洋英和女学院大学院の人間科学部人間科学学科死生学類の修士課程を何とか(決して無事にとは云えませんでした)修了の運びとなりました。「非血縁者間骨髄提供ドナー体験を通じての心理的変化」というタイトルが、私の修士論文のテーマです。この修士論文を作成するに当たっては、東京の会の皆様に多大なるご迷惑とご協力を受け賜ったにも拘わらず結果報告を行なっておりませんでした。そこで改めて、①この研究テーマに取り組んだきっかけ、②内容、③今後の予定等を、お知らせしたいと思います。

①「死生学」という耳慣れない学問は、まだまだ体系付けられていませんが、家族などの大切な者(物)の喪失体験を乗り越えることによって人間が成長していく、ということが大きなテーマとなっています。そして、乗り越えがたい体験を死の臨床に携わる人間がどのようなサポートができるのかを、考えていく学問というのが最もわかりやすいかも知れません。
 しかし、私自身は大きな喪失体験とは逆に、大きな感動を与えた人間は大きく成長していくと考えていました。それは2001年5月に骨髄提供を行なった私自身の経験から得たものでした。「自分自身でしかできないこと」によって他人の生命を助けることができたという体験は、単純に大きな喜びとなります。そして強い自己肯定感を喚起すると考えました。その自己肯定感がその人をさらに成長させ、次の社会活動につながっているのではないかと考えたからでした。以上のような考えに至ったのは東京の会を始め、骨髄バンクを支えるボランティアの方々に出会ったからです。 そこで自分自身の骨髄提供に至るまでの体験・経過と骨髄提供を実際に行なった方からのインタビューを行い、何か共通するものがないか否かをテーマとして取り組んだのでした。

②修士論文の内容は、1)非血縁者間骨髄移植とはどのようなものであるのか、2)私自身の、レシピエントが現われた連絡から提供に至り、さらにその後のボランティア活動のつながるまでの顛末、3)その他のボランティアに関わる方々のインタビュー結果、4)骨髄移植事業への今後の提言といった内容です。
 結果としては、骨髄提供体験は多くの体験者に影響を与えていること、その影響は共通性を見出すというよりは、極めて個人的な様々な感情を含んでいることがわかりました。それだけ、個人にとって強烈な影響を与えていることは間違いないと思われました。

③修士論文完成後の今後の予定ですが、ある先生の目に留まり「再構成し直して出版したほうが良い」というお話を頂き、今執筆中です。まだまだいつになるかわかりませんが決まり次第また宣伝させていただきます。そしてもうひとつは今度の10月22日に東洋英和女学院大学死生学研究所の連続講演会にて上記の内容を1時間半にわたり講演いたします。場所は六本木の東洋英和の教室です。もし良かったら、よって下さい。きっと冷や汗をかきながらしゃべっています。

2007年01月02日

★東京ドナー登録会予定(9月)★

9月14日(水)杉並区役所(杉並区)
9月14日(水)国際ビル(中央区)
9月15日(木)JR赤羽駅東口(北区)

心のこもったご寄付ありがとうございました。                                          (2005.7.16~8.15)

中村恵美子さん 2,000円/宍戸知美さん 5,000円/天井啓子さん 7,000円/山崎いつ子さん 5,000円/小山田ヤエ子さん 3,000円/田辺 功さん 2,000円/君塚秀彦さん 2,000円/池田あゆみさん 5,000円

お寄せいただいたご寄付のうち、会費未納の会員からは会費(年3,000円)を差し引いて掲載させていただきました。

編集者雑記

▼骨髄バンク(骨髄移植推進財団)は、今年10月1日(土)に東京で例年恒例となっている全国大会を開催することにしているようですが、ボランティア団体をはじめとする関係組織にあてて、その「開催のお知らせ(案内)」文書は、予定の1カ月前になっているというのにどこにもまったく発出されていません。
▼財団は毎月「マンスリーリポート」を発行していますが、8月15日号には全国大会の内容は何も触れられていません。また、これまでに名義後援などをしてきた団体に対して、今年の後援依頼や代表者の臨席依頼、プログラムに掲載する挨拶文の依頼文書が届いたのは、ようやく8月下旬になってのことです。
▼この催しは「骨髄バンク推進全国大会2005」となっていますから、全国各地の骨髄バンク関係者が一堂に会することが趣旨になっているはずです。そうであるならば、遅くとも2カ月前にはその概要を明らかにして、できるだけ多くの方に出席してもらえるように準備するのが社会的な常識だといえるでしょう。
▼この全国大会は、ほぼ毎年開催されてきましたが、これまで大枠は普及広報委員会で意思決定し、細部は一部の普及広報委員と事務局が実行委員会を組織して準備を行ってきました。しかしながら、すべてを財団事務局が決定しなければならない事態になっています。というのも、今春から普及広報委員会が廃止されたからです。
▼本誌前月号(No.160)の冒頭では、東京の会の新田代表の書いた「骨髄バンクはボランティアに扉を閉ざしていないか」と題した一文を掲載しました。そこにも委員会廃止について書かれています。新田代表は今年3月まで普及広報委員長を務めてこられたのですが、その普及広報委員会はもう存在しないのです。
▼骨髄バンク事業において財団が担う役割の大きな部分のひとつは普及啓発です。いかに早期にドナー登録30万人を実現させるか、国民に骨髄バンクをより理解してもらう広報活動は、財団の重要な仕事です。それなのに普及広報委員会を廃止して、その代わりを何が果たしていくのかさえ、つまびらかにされていません。
▼一方で財団事務局は今年春、大規模な人事異動を行いました。全国大会を担当する広報渉外部も、部長をはじめとして大きく顔ぶれが入れ替わりました。とはいえ、不慣れで経験が浅いからという言い訳は通用しません。同様なことがコーディネートで起こったら大変です。財団の仕事は人の命とかかわっているのです。
▼さて、今年の全国大会、どのような内容が盛り込まれるのかはわかりませんが、会場は昨年と同じ慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホールで、10月1日午前1時半から4時半までの予定になっています。準備不足のためのやっつけ仕事に終わるようなことがなく、充実した全国大会になるよう期待したいと思います。
▼ところで、日本さい帯血バンクネットワークでは今年の年次報告会を、11月19日(土)午後に大阪府立成人病センター講堂で開催することになりました。間もなく、その内容などについての案内があると思います。

♪「9月定例会」/10月会報発送「おりおり」 のお知らせ♪

●●●「9月定例会」●●●

9月22日(木)午後6時30分より
会場:全労済東京・レインボー会館3階会議室
 ※新宿駅下車7分(新宿区西新宿7-20-8) 
   青梅街道新宿警察署前しあわせ銀行の角入ってすぐ右側
 ※地下鉄丸の内線「西新宿」駅ができて便利になりました。西新宿駅下車1番出口徒歩2分

10月定例会予定・10月20日(木)午後6時30分より

●●●10月会報発送「おりおり」●●●

10月1日(土)12時30分より
場所:品川運輸・4階会議室 
    JR大井町駅徒歩8分・京浜急行鮫洲駅徒歩2分(品川区東大井2-1-8)
※今お読みになっている「東京の会通信」を1500通折って封入して発送します。簡単な誰にでもで
 きる作業です。いつも人手が足りません。どうかご協力を。

11月「おりおり」予定・11月5日(土)12:30より


どなたでもお気軽にご参加ください

7月末日現在 登録・適合状況

◆◆◆日本骨髄バンクの登録患者と検査済登録ドナー◆◆◆

ドナー(全国) 登録者累計 211,910人/7月登録分 2,825人/7月抹消分 549人/実質登録増 2,276人
ドナー(東京) 登録者累計 32,079人/7月登録分 583人/7月抹消分 67人/実質登録増 516人
患者(全国)  登録者累計 18,754人/7月登録分 170人

◆◆◆患者とドナー登録・適合状況(7月末日現在)◆◆◆

ドナー登録受付者数(累計) 271,355人
ドナー登録抹消者数(累計) 59,455人
有効二次検査済ドナー数 211,521人( 7月2,323人増)
二次検査適合ドナー数(累計) 113,430人
実質登録患者実数(現在) 2,965人( 国内1,450人)
HLA適合患者数(累計) 15,253人( 患者累計数の81.3%)
非血縁移植実施数 6,642例( 7月実施85例)

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「東京の会通信」の「第161号2005年9月1日号」のページです。発行月別に掲載しています。

先月号は第160号2005年8月1日号です。

次月号は第162号2005年10月1日号です。

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