ドナー登録30万人の目標に向って加速度をつけよう!
日本骨髄バンクのマンスリー・レポートによると、7月1日から新しい公共広告機構の支援キャンペーン(サッカー元日本代表・井原正巳氏の「メンバーが足りない」)がテレビ・ラジオで開始され、併せて電車内の中吊ポスター、各駅電飾掲示板への掲出が行われた結果、パンフレットの申込や照会・問合せが急増していると報告されています。
これを実証するように今年の7月、8月のドナー登録者数はそれぞれ2825人、3614人と従来の最多登録人員記録を更新しています。大変喜ばしいことです。骨髄バンクへの関心が急に高まり、ドナー登録者が増えているのでしょうか。
公共広告機構は、広報のプロの皆さんが、ボランティアとして企画、制作に当たってくださり、広告媒体については隙間を活用して掲出させていただくため、骨髄バンクは制作実費だけを負担すればよいというとてもありがたい支援です。
広告のモデルになっていただく方についても、その時の世の中に大きな影響力をお持ちの方にお願いし、無料で奉仕していただいているのです。故夏目雅子さん、星野仙一氏に次いで今回はサッカーの井原正巳氏に登場していただいたのです。
通常、公共広告機構は一つの機関の広告については、1年ないし2年ぐらいしか対象としていただけないのが普通ですが、骨髄バンクについては関係者のご尽力により何年も継続してご支援をいただいています。感謝のほかありません。
30万人ドナー登録の目標達成に加速度をつけられるか否かは、今後も7~8月のような実績がずっと継続できるかどうかにかかっています。
ドナー登録者を増やしていくには、登録者の純増加数が増えるか否か、つまり新規登録者に対し登録抹消者がどれぐらいいるのかにかかっているのですが、2002年~2003年は月平均1350人前後、2004年になって月平均1663人純増となりに年間では19957人増、2005年も8月まで平均は1642人であり、2004年の同じぺースです。本年8月末現在登録者数は約22万人ですから、このペースのままではあと4年、つまり2009年が一つの目途となるでしょう。短縮するには加速することが必要です。
過日8月26日に開催した練馬区役所における献血併行登録会においては別報の通り35名の方々にドナー登録していただくことができましたが、会場前の路上と入口、献血会場内でのドナー登録呼び掛けに応じてくださった方が多くありました。ドナー登録の最終決断には登録現場での日赤職員の皆さんや骨髄バンクボランティアの呼び掛けが大きな役割を果たしています。
公共広告機構の広告で見たり聞いたりしていた骨髄バンクへの関心が、献血会や登録会会場での応対や呼び掛けで登録しようという決断に結びついていくのです。
9月1日から登録54歳以下、提供55歳以下への対象年齢の拡大が実施され、4月実施の18歳以上への拡大と合わせて、懸案であった年齢制限問題が解決されました。50歳以上の方々の再登録や新規登録、18~20歳の皆さんのドナー登録者への参加により登録者純増数の一段のレベルアップが期待されます。
関係者一同、力を合わせてドナー登録30万人の目標に向って加速度をつけて進んで行きましょう。(新田恭平)



