メイン

第208号2009年8月1日号

2009年08月15日

読売巨人軍「骨髄バンクシリーズ」開催

●ドナー登録会
 7月18・19日の土日に、読売巨人軍の協力の下、東京ドームでの試合(対阪神戦)前に骨髄バンクドナー登録会が行われました。東京の会から2日間で9名が参加し、東京ドーム22番ゲート前特設テントにて登録を受付けました。特設テント前で呼びかけるだけでなく、テント横の特設ステージでの呼びかけ・ボランティアやライオンズクラブのご協力によるチラシ配りなどを実施した結果、18日に17名、19日に19名のドナー登録をしていただきました。

〈一日目〉
 18日は18時プレイボールのナイトゲームのため、13:00〜16:30までドナー登録を受け付けました。天候は曇り。開始前にはやや小雨が降る場面があったのですが、開始時刻になるとその雨も上がりました。心地よい風が吹き、天候には申し分ありません。
 受付開始と共に登録希望者が訪れ、開始一時間で10名に登録していただきました。出だし好調だったのですが、14時の特設ステージのイベントが始まった後はぱたりと希望者の足が止まってしまいました。昨年は裏側の特設ステージで上原投手と木佐貫投手が登録を呼びかけ、木佐貫投手自らドナー登録をしてくださり、イベント終了後に非常にたくさんの方に登録をいただきました。今年も特設ステージ終了後にはたくさんの人が訪れるだろうと思っていたのですが… その後も足は伸び悩みました。終わってみると17名という結果になりました。

〈二日目〉
 19日は14時プレイボールのデーゲームのため、11:00〜14:30までドナー登録を受け付けました。天候は晴れ。日差しが強く、こんがり日焼けをしながらの呼びかけとなったのですが、風が強かったために炎天下というような気候ではありませんでした。ただし、その風がとても強く、何度も受付書類が飛ばされてしまいました。
 この日は受付開始前の何も呼びかけをしていない時間から、「ドナー登録できますか?」という方が数名訪れ、関心の高さが伺えました。「これは期待できる!」と思ったのですが、昼過ぎまではなかなか登録者が増えません。
 午後1時半を過ぎると、人通りがだんだん多くなってきました。昼食を済ませたファンの方がドッと押し寄せたのかもしれません。登録受付テント前の入場者の列が伸びるとともに登録希望者も多くなり、19名という結果になりました。
 試合開始前の受付で、読売巨人軍主催ゲームということもあり、ジャイアンツファンの方に一番多く登録していただきました。その他にも、相手チームのタイガースファンの方や東京ドームでのアルバイト帰りの方、近くを通りかかったサラリーマンの方など、様々な方のご登録をいただきました。ジャイアンツからタイガース、ドーム関係者、一般の方へと輪が広がりました。この輪を広げてくださった読売巨人軍に感謝したいと思います。

%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%84%EF%BC%91.jpg


●巨人軍が東海大学病院の子供たちを東京ドームに招待
 7月19日、巨人軍は東海大学病院の子供たちを東京ドームに招待しました。読売巨人軍の骨髄バンク支援は平成18年から始まり、東海大学病院院内学級と巨人軍の選手との交流が続けられています。毎年クリスマス会に参加した巨人軍の選手と院内学級の生徒が、「次はドームで会おう!」と約束し、翌年に実現しています。
 この日も子供たちは試合開始前のグラウンドに降り、昨年のクリスマス会に参加した越智投手との再会を果たしました。憧れの巨人軍のベンチに座って選手との交流をはかり、1塁側の特別席で試合観戦をしました。
 子供たちは一様に目を輝かせていました。夢や希望にあふれた表情をしていました。ただし、この日球場に来られた子供たちは、外来で通院中の子や、医師が許可して看護師の付き添いが実現した子など、ほんの一握りの子供です。病室でしか見られない子供が大勢いるのが現状です。球場に来られた子供たちは運がよかったのかもしれませんが、この体験はその後の大きな希望となり、財産となるはずです。
 この企画は読売巨人軍の主催・主導により実現しています。尽力くださった球団関係者や選手の皆様方に感謝申し上げます。子供たちに夢を与えたこの企画は、今後もぜひ継続していただきたいと思います。 (保居範昭)

%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%A8%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%84.jpg
東京ドームに招待された子供たち

◆◆◆参加した子供たちにインタビュー◆◆◆
Q今日参加してどうですか?
Aとても楽しみにしてた! 越智選手に会えて嬉しかった!
Q球場に出た感想は?
Aとっても大きくて、緊張しちゃった…
 原監督に出会った!
 ラミレス選手と握手できたよ!
Q野球は好き?
Aはい!(全員)
Q好きな球団は?
Aジャイアンツ!(全員)
Q夢は?
Aプロ野球選手!(全員)

東京の会裁判第7回口頭弁論結果の報告

7月6日(月)午前11時から東京の会裁判第7回口頭弁論が東京地方裁判所第721号法廷で開かれました。今回、東京の会からは準備書面により、東京の会の活動内容と、原告堀之内氏による東京の会に対する的外れの非難、専横的な人事権行使の顛末(山崎裁判に関連して)など数項目に亘り、反論を行いました。
 前回口頭弁論にも裁判官から発言のあった「人証申請」について再び促されました。次回口頭弁論期日までに検討して申請することになるでしょう。次回口頭弁論期日は2009年8月31日(月)午後2時の予定です。
(注)人証申請は証人尋問による発言を証拠として申請する手続きです。(cf.物証・書証)

東京ドナー登録会予定(8月)

8月5日(水)JR赤羽駅東口(北区)
8月9日(日)新極真空手ジュニア・シニア大会(渋谷区)
8月11日(火)尾久消防署(荒川区)
8月17日(月)JR赤羽駅東口(北区)
8月18日(火)新宿区役所(新宿区)
8月21日(金)北区役所(北区)
8月23日(日)池袋東口トラック協会(豊島区)
8月28日(金)練馬区役所(練馬区)

心のこもったご寄付ありがとうございました。(2009.6.16~2009.7.15)

和泉屋 正敏さん 3,000円/若林 秀子さん 10,000円/匿名 5,000円/函館骨髄バンク推進協議会 4,550円
お寄せいただいたご寄付のうち、会費未納の会員からは会費(年3,000円)を差し引いて掲載させていただきました。

◆編集者雑記◆

▼先日、久し振りに上京してきたボランティア仲間と話していて、気にかかる話がありました。彼が今活躍している関西の地方都市で、企業の献血活動が減り、献血併行で開催していた骨髄バンクドナー登録会開催も減ってしまったというのです。これまでの東京の会の経験では、献血者の皆さんのドナー登録への協力意識はとても高く、献血併行会場で呼びかけると、10〜15%近くの方にドナー登録にも応じていただけているのです。
▼もう一つ気になる噂を別のところで聞きました。今年の財団の説明員資格の更新にあたり、骨髄バンク設立の草創期から活躍されてきたベテランの説明員の方が数人、更新を申請せずに資格を返上したということです。個人情報にかかわることなので確認できていませんが、本当とすれば残念なことです。人によって事情は異なるとは思いますが、理由はどこにあるのでしょうか。これが原因でその地区のドナー登録の基盤の弱体化が懸念されます。
▼今、わが国は、グローバル不況の中にあって、各企業は業績の立て直しの最中であり、献血への協力もままならないのかもしれません。地方の企業城下町の場合には企業が不況になれば町全体、活気がなくなってしまいます。今回の不況が献血実績やドナー登録者数の動向に影響を及ぼしているかも知れません。
▼日赤の血液事業の現状を「平成20年統計表」で調べてみました。サブプライムローン破綻直前の2006年を基準(=100)として、2007年、2008年の全国の献血者数を指数で見ると99.0、101.8と横ばい、微増となっていて影響は出ていないようです。職業別献血者では企業勤務の会社員は、同じ指数で103.1、108.9と増加傾向を示しており、献血者全体の中で大きな存在となっています。
▼骨髄バンクのドナー登録者数の動向はどうなっているでしょうか。6月15日号MONTHLY JMDPにより献血者数と同じ期間で比較してみると、指数はそれぞれ86.9、84.3と大幅な減少となっています。献血でも高校生、その他学生の若い人たちの献血者が減っており、若年者人口減少の影響がここにも及んでいる可能性があります。
▼輸血用献血がその場の採血だけで済むのに対して、骨髄バンクのドナー登録者は、患者さんに適合者が見つかり、実際に提供するとなると、コーディネート、確認検査、親族の同意手続き、事前の自己採血、入院・骨髄採取等、時間的、精神的、身体的負担が大きく、いまのような不況時、会社員がドナー登録をためらうのは確かでしょう。
▼しかし、今年に入ってのドナー登録者の減少傾向はそれを上回る大きさのように思われます。今年の1〜6月期の新規登録者数は15,546名で2007年の同一期17,182名に対して90.4%であり、この比率によって推計すれば、2009年度は新規登録で34,700名程度に、また登録取消者調整後で27,300名程度に落ち込む可能性があります。
▼財団では、ドナー登録者の更なる拡充を期して、広報推進委員会を新設し、広報活動の有識者等を委員として専門的な立場からの助言、指導を受けるとしています。しかし、ドナー登録者が33万人を超えた現在でも、患者さんへの提供率は60%程度にとどまっています。一人でも多くの善意のドナー登録者のご協力が必要です。
▼ドナー登録者を増やすためには、骨髄提供への深い共感を呼び起こす広報活動が必要です。以前の普及広報委員会のように、広報の専門家の協力を得ると共に、登録現場での経験豊かなボランティアも加わえた組織を作り、骨髄バンク推進事業にかかわる関係者すべてが知恵を出し合って普及広報活動を推進することはできないのでしょうか。(K)

♪「8月定例会」/9月会報発送「おりおり」 のお知らせ♪

「8月定例会」
8月15日(土)午後 5時30分より
会場:全労済東京・レインボー会館3階会議室
※新宿駅下車7分(新宿区西新宿7-20-8)
※西新宿駅下車1番出口徒歩2分 
  青梅街道新宿警察署きらやか銀行の角入ってすぐ右側

※9月定例会予定・9月19日(土)午後5時30分より
  定例会は 毎月第3土曜日午後5時30分 から開催しています。


「9月おりおり」
9月5日(土)12時30分より
場所:品川運輸・4階会議室
JR大井町駅徒歩8分・京浜急行鮫洲駅徒歩2分
(品川区東大井2-1-8)
※今お読みになっている「東京の会通信」を1000部折って封入して発送します。
 簡単な誰にでもできる作業です。いつも人手が足りません。どうかご協力を。
※10月「おりおり」予定・10月3日(土)12時30分より

新しい方大歓迎です。お気軽においで下さい。お待ちしています。

6月末日現在 登録・適合状況

◆◆◆日本骨髄バンクの登録患者と検査済登録ドナー◆◆◆

ドナー(全国) 登録者累計 340,410人/6月登録分 2,548人/6月抹消分 716人/実質登録増 1,832人
ドナー(東京) 登録者累計  49,882人/6月登録分 255人/6月抹消分 105人/実質登録増 150人
患者(全国)  登録者累計 27,933人/6月登録分 254人

◆◆◆患者とドナー登録・適合状況(6月末日現在)◆◆◆

ドナー登録受付者数(累計)432,669人
ドナー登録抹消者数(累計)92,259人
有効二次検査済ドナー数 340,088人( 6月1,841人増)
二次検査適合ドナー数(累計) 200,453人
実質登録患者実数(現在)2,660人( 国内1,396人)
HLA適合患者数(累計) 22,741人( 患者累計数の81.4%)
非血縁移植実施数 10,637例( 6月実施104例)


東京の会通信第208号ファイルをダウンロード

About

「東京の会通信」の「第208号2009年8月1日号」のページです。発行月別に掲載しています。

先月号は第207号2009年7月1日号です。

次月号は第209号2009年9月1日号です。

他にも多くの記事があります。メインページすべての通信も見てください。

バックナンバー

Powered by
Movable Type