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しい命とともに
清水多美子(タンポポの会)

私、清水多美子は、三井生命相互会社で保険の営業として10年目のときに慢性骨髄性白血病にかかりました。目の前が真っ暗になり、まさか私がこんな病気になるなんて・・・と思いました。

そういえば、数年前から、肩がこる、頭が重い、痛くなる、目が疲れる、眼球の裏が痛いような日々が続いていました。帰宅し食事後、片付けるのもつらい日が続いたのです。

健康診断で赤血球の数異常に多い、要検査と言われ、病院へいって調べてもらっている間にも、血小板がどんどん増えていき、血液の病気と分かりました.

最初は、インターフェロン注射によりガンを退治する方法をとりました。10パーセントの確率と言われ、私は必ずそれで直ると信じ1年続けましたが効果はありませんでした。そうしている間にも、マルクで骨髄液を調べる時期になりました。結果50パーセント以上ガンに増殖していました。先生は移植しかないと言われ、両親、姉妹、子供、(姉は怖くて検査を拒否し)その他みんなは検査の結果合いませんでした。

骨髄バンクの登録は、この時点ではできません。なぜなら、家族の協力がないのに、あくまでもボランティアのバンクには登録はできないと言う理由でした。そうするうちに、3人目の先生方に代わり.今の主治医の村山徹先生にお会いしました。それからは着々と進み、2月に受けることになりました。

先生には、移植のことについてはうかがっていましたが、実際は思った異常の苦しさ、つらさがありました。幸いにも私には周りにたくさんのお友達がいたのです。心の支えがあったので少々のことは頑張りとおせました。昔から何の世界でも身、技、体、と言っている意味がよく解りました。退院してまもなく慢性GVHDにかかり体中がかゆくて眠れない日々が続きました。口の中はもちろん口内炎と、渋皮を張ったような感じで食べることがほとんどできない状態でした。お腹はすくのですが食べられず、もちろん肝臓にも慢性GVHDがきて先生に再度入院しなさいと、言われました。

通院している間にも、よいと聞くとなんでも取り入れ飲んでいました。そんな中で私以上に元気な中村さんに出会いました。彼は、とってもよく勉強されていました。なぜ病気になったのか・・・からだの仕組み、私たちの生活環境、それを聞いたときは、目からウロコが落ちる思いでした。原因が解れば答えられる、これで体が直せると思いました。

いろいろと教えてくれる関係でとても調子がいいです。私は、命をいただきました。ホリスメデック医学身体全体のことを理解する考え方に共鳴しています。今周りで困っている人、骨髄バンクに登録している人、移植してその後からだの調子が悪い人、悩んでいる人、そんな人の心のケアーができればみんなに生きる勇気を与えたいと思います。まだまだ未熟な私ですがいろいろなことを勉強し、進んでいきたいと思います。

 
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