医療費とは
医療費は厚生省が定めた「診療報酬」で計算した費用で、医療機関が受け取る金額の合計です。
このうち、患者さんが医療機関に支払う医療費(自己負担額)は、
加入している健康保険によって異なりますが2〜3割をかけた金額です。
医療費はどのような治療を受けたか、その内容や種類によって異なり、
さらに通院日数や入院日数によっても変わってきます。
したがって、同じ病気でも病状により検査・治療内容が異なりますので医療費も違ってきます。
通院の場合は、
@初診料(初診のみ)、
A再診療、
B検査料、
C処置料、
D投薬料、
E指導料、
F診療情報提供料(紹介状)等がかかります。
また、入院費に含まれる部屋代は入院日数によって変わりますし、入院時の医学管理・看護等の費用は、
医療機関の体制等により異なります。
図1(このweb上では省略)は、ある患者さんの入院の場合の医療費明細書です。
保険外料金が高額になっていますが、これは患者さんの希望で個室(差額ベッド)を利用したからです。
明細書の名のごとくわかりやすく記載されています。
どこの病院でも概ね同様の記載がされています。
(以下、省略)
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