ルポルタージュ
『椿の咲く日まで〜骨髄バンクと土佐清水の仲間たち』
著者:秦野純一
出版社:日本評論社
電話番号:03-3987-8621
出版日:2002.6.3
価格:1600円+税
解説:1997年の春、骨髄バンクをアピールしながら四国八十八箇所を駆け抜ける自転車ラリー「ツール・ド・空海」が行われた。本書は、この自転車隊の10日間から筆を起こし、それに刺激されて起ち上がった土佐清水市の骨髄ドナー志願者のグループ「白百合の会」から実際に骨髄提供例が出るまでの3年間を描く。同時に、骨髄移植と骨髄バンクの基礎知識や、バンク組織の運営上の問題点なども、わかりやすく解説>している。さらに、1990年に白血病で亡くなった地元の童話作家・和泉省作の生前の活動にも触れ、患者の視点からいのちを見つめたその晩年の珠玉の作品を引用している。
『hide「がんばんだぞ」〜優しさと,愛と勇気をありがとう』
著者:遠藤允
出版社:小学館
電話番号:03-3230-5600
出版日:1998.08
価格:1365 円
解説:「X-JAPANのhideに会いたい」1995年12月31日,世界でも数十例しか報告されていない難病と闘う少女の夢がかなった。出会いの瞬間につつまれた,hideの大きな優しさ。その日から彼女を励まし続けるhideと,彼を兄のように慕う少女との,あたたかい関係が始まった。そして1998年5月2日,hideの突然の死。悲しみをのりこえ,hideのぶんまで,生きるんだ。少女は,今も,未来を信じて闘っている。ふたりが交わしつづけたEメールや手紙,プライベート写真などの友情の軌跡も初めて公開。カリスマと呼ばれ,無数の若者をひきつけたhideの心に触れる感動のドキュメンタリー。
『骨髄移植の現場から』
著者:野村正満編
出版社:海鳴社
電話番号:03-3234-3643
出版日:1993.07
価格:1700 円
解説:80年代後半から白血病や再生不良性貧血などの治療成績は,化学療法や骨髄移植によりめざましく向上してきた。わが国においても一昨年末の公的骨髄バンクの発足により,非血縁者間の骨髄移植が現実のものとなりつつある。その報告をまとめ,加筆した本書は,日本の骨髄バンクの現状を示すとともに,骨髄移植の可能性とその限界,化学療法との治療成績の比較,患者家族がいつどのような治療法を自ら選択すべきか,などを明らかにする。さらに編者により,バンク稼動後一年をへて明らかになってきたさまざまな問題点を示し,その改善が急務であることを訴える。
『55人に届いたいのちの贈り物』
著者:遠藤允
出版社:中日新聞本社
電話番号:052-221-0509
出版日:1993.12
価格:1500 円
解説:1万人の善意が55人の命に結晶!東海骨髄バンクは1989年9月の第1号から93年2月までの短い期間に,55例もの骨髄移植を実現した。その陰には移植コーディネーターの努力とともに,困難を乗り越えて提供しようとするドナーたちの固い決意があった。一人の善意によって一人の命を救うことができる−その事実の重さをかみしめたい。
『インターフェロン第五の奇跡』
著者:中野不二男
出版社:文藝春秋社
電話番号:03-3265-1211
出版日:1992.12
価格:1400 円
解説:夢の制ガン剤か,エイズ治療の切り札か。真理探究の使命感に燃える医学者のサイエンス・マインドと冒険を恐れぬ若き経営者の起業家魂の熱き結合−それがインターフェロンだ!
『生命をください!ルポ骨髄移植』
著者:遠藤允
出版社:講談社
電話番号:03-5395-3522
出版日:1992.11
価格:1700 円
解説:白血病等の原因不明の血液疾患の患者は,毎年6千人以上も新たに生まれている。「生と死のはざま」で苦悩し,適合ドナーがあらわれるのを神にも祈る気持ちで待ち続ける患者と家族の叫び。
『生への扉−ルポ・骨髄バンク設立への軌跡(絶版)』
著者:慶山充夫
出版社:あいわ出版
電話番号:03-3264-2632
出版日:1991.12
価格:1400 円
解説:「我が子を助けたい!」白血病患者を持つ肉親の叫びと,医療関係者の熱い思いが国を動かした。「骨髄バンク」誕生までの全国各地の草の根の運動と,「アメリカ骨髄バンク」の実態を4年間にわたり克明に追跡した,渾身のルポルタージュ。第10回アップジョン医学記事賞受賞作。
『笑ってるお母さんが好き』
著者:戸高眞弓美編著
出版社:双葉社
電話番号:03-5261-4818
出版日:1997.07
価格:1600 円
解説:あなたはきっと,驚かされることでしょう。5歳でがんを宣告され,小学校4年で逝った少年の強さ,明るさ。そして感動することでしょう。なんて素晴らしい家族。なんて素晴らしい学校のクラス。涙があふれてきます。
『微笑みがえし』
著者:遠藤允
出版社:あけび書房
電話番号:03-3234-2571
出版日:1995.10
価格:1600 円
解説:あなたの善意を少し分けてください−病と正面から立ち向かいながら,骨髄バンク運動を繰り広げる人々のドラマ
『川の見える病院から』
著者:細谷亮太
出版社:岩崎書店
出版日:1995.03
価格:1300 円
解説:ガンと闘う子供たちを描いたエッセイ集
『いのち煌いて−由希子・白血病と闘った青春』
著者:久野哲弘
出版社:中日新聞社
電話番号:052-221-0509
出版日:1993.12
価格:1200 円
解説:2年間の病気との闘いは,最後まで希望を失わず一人の人間として成長するために自分との闘いであった。
『お母さん,笑顔をありがとう!−白血病とたたかった少女真木の記録』
著者:小川陽子 田中槙子
出版社:偕成社
出版日:1990.11
価格:1000 円
解説:6年生真木は父を血液の病気で亡くし,直後自分も白血病と診断される。生命の尊さと骨髄バンクの必要性を訴えて少女は永遠に旅立つ。
『いのち見つめて』
著者:板倉雅美
出版社:北國新聞社
電話番号:0762-63-2111
出版日:1990.09
価格:1200 円
解説:『血液のがん』と呼ばれる白血病の治療は果てしのない苦悩の海を泳ぐかのような過酷さで,「生きたい」と願う少女のひたむきさ,家族の絆の強さは治療にあたる医師,看護婦に強い印象を残した。本書は,白血病治療では国内のトップクラスにある金沢大学医学部附属病院を舞台とした医学記事であると同時に突然の嵐にひるむことなく,がんとの壮絶な闘いに挑んだ家族の記録でもある。
『白血病闘いと歓び』
著者:正岡徹編
出版社:医薬ジャーナル社刊
電話番号:06-202-7280
出版日:1994.08
価格:2000 円
解説:§「白血病とは?」,「白血病治療の実際とは?」,「骨髄移植はどのように行なわれるか?」白血病とそれを取り巻く現状と闘いをわかりやすく解説 §非専門領域の実地医家,医療従事者にも,白血病治療の現況を知るうえで好適の書
『医者修行』
著者:正岡徹著
出版社:医薬ジャーナル社刊
電話番号:06-202-7280
出版日:1997.12
価格:2940 円
解説:本書を,今は亡き私の患者さんたちに捧げる。ヨシアキ君,ミカちゃん,ミナコちゃん,みつこさん,タク君,ミドリさん,マキちゃん
『ジェイミー−骨髄性白血病を闘い抜いた少女の物語』
著者:Sarah Barclay著
出版社:清流出版
電話番号:03-3288-5405
出版日:1998.06
価格:1890 円
解説:あと2ヵ月の命と告げられた少女「チャイルドB」。高額の治療費を払う能力もなく,保険局にも治療費の支給を拒否され,保険局を訴える父。その「チャイルドB」が自分だと分かった少女ジェイミィーは,BBCのインタビューに答える。「最後の命の一滴しかなくなるまで絶対にあきらめてはだめ」
『21歳の別離』
著者:遠藤允
出版社:学習研究社
電話番号:03-3726-8111
出版日:1994.03
価格:1500 円
解説:骨髄移植啓発キャンペーン『10万人目の奇跡』のモデルになった中堀由希子さんの凝縮された21年間の生の記録。
『いのちのバトンリレー 造血細胞バンクのいま』
著者:遠藤 允
出版社:ローカス
価格:2,200+税 円
解説:「白血病などの血液疾患はその原因がわかっていません。いつ、誰がこの病気になるかもしれないのです。この病気と今は無関係な方も是非想像力を駆使してください。」  (「あとがき」より)

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