祝辞
本日、ここに「'九九全国骨髄バンクボランティアの集いin沖縄」が開催されるに当たり、一言御挨拶申し上げます。
白血病などの血液難病の患者の方々に、広く公平に骨髄移植の機会を提供すろことを目的として、平成三年十二月に発足した「日本骨髄バンク事業」も、今年で八年目を迎えることとなりました。
この間、本事業は、順調に展開し、昨年八月には、骨髄ドナー登録数が当初の十万人を達成したところであり、また、骨髄バンクを介して行れた移植件数も本年五月で、二千例に上っております。
このように本事業が発展してきましたことは、骨髄バンクに登録していただいた方々、そして全国で活躍されている全国骨髄バンク推進連絡会議を始めとするボランティアの方々の御尽力によるものであり、心から御礼申し上げます。
骨髄移植の機会を公平に提供するために、「ドナー登録者三十万人」を新たな目標として運動を開始しております。財団法人骨髄移植推進財団では、地方公共団体や日本赤十字社、そしてボランティアの皆様の協力のもと、昨年から「土日・祝日におけるドナー登録集団説明会」の実施を開始し、バンク事業の一層の推進を図っているところであります。
厚生省としても、本事業の実施について、本年四月からの適用で各都道府県あて実施要綱を発し、その協力の呼びかけを行ったところであり、今後も目標である三十万人のドナー登録に向けて、普及・啓発等に力を注いでまいりたいと考えております。
また、日本国内では骨髄提供者が見つかりにくい方に一人でも多く移植の機会が提供できるようにするため、アジア諸国を始めとする海外との協力関係を推進するとともに、骨髄移植とあわせ、白血病などの血液難病患者の方々に関する施策の充実を図るため、造血幹細胞移植の一つである臍帯血移植についても推進してまいりたいと考えております。
本日の骨髄バンクボランティアの集いを通じまして、骨髄移植についての正しい知識を持っていただき、骨髄バンクの事業へのご理解、ご協力をいただきますことを大いに期待しております。
終わりに、本日のボランティアの集いにご尽力くださいました関係者の方々に深く敬意を表しますとともに、皆様の益々のご発展を祈念いたしまして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。 この間、本事業は、順調に展開し、昨年八月には、骨髄ドナー登録数が当初の十万人を達成したところであり、また、骨髄バンクを介して行れた移植件数も本年五月で、二千例に上っております。
このように本事業が発展してきましたことは、骨髄バンクに登録していただいた方々、そして全国で活躍されている全国骨髄バンク推進連絡会議を始めとするボランティアの方々の御尽力によるものであり、心から御礼申し上げます。
骨髄移植の機会を公平に提供するために、「ドナー登録者三十万人」を新たな目標として運動を開始しております。財団法人骨髄移植推進財団では、地方公共団体や日本赤十字社、そしてボランティアの皆様の協力のもと、昨年から「土日・祝日におけるドナー登録集団説明会」の実施を開始し、バンク事業の一層の推進を図っているところであります。
厚生省としても、本事業の実施について、本年四月からの適用で各都道府県あて実施要綱を発し、その協力の呼びかけを行ったところであり、今後も目標である三十万人のドナー登録に向けて、普及・啓発等に力を注いでまいりたいと考えております。
また、日本国内では骨髄提供者が見つかりにくい方に一人でも多く移植の機会が提供できるようにするため、アジア諸国を始めとする海外との協力関係を推進するとともに、骨髄移植とあわせ、白血病などの血液難病患者の方々に関する施策の充実を図るため、造血幹細胞移植の一つである臍帯血移植についても推進してまいりたいと考えております。
本日の骨髄バンクボランティアの集いを通じまして、骨髄移植についての正しい知識を持っていただき、骨髄バンクの事業へのご理解、ご協力をいただきますことを大いに期待しております。
終わりに、本日のボランティアの集いにご尽力くださいました関係者の方々に深く敬意を表しますとともに、皆様の益々のご発展を祈念いたしまして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。
平成十一年六月十九日
厚生省保健医療局
エイズ疾病対策課臓器移植対策室長
朝 浦 幸 男
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