お気持ちは金額ではありません。
少額からでも患者さん支援に役立てられます。
全国骨髄バンク推進連絡協議会では、「レディーフォー遺贈寄付サポート窓口」と連携して、遺贈寄付の受け入れを行っています。社会的な活動への想いが込められた大切な財産を、白血病等の血液難病に立ち向かう患者さんを支援する活動に役立てることをご検討いただけましたら幸いに存じます。
ご相談・お問い合わせは造血細胞(骨髄に存在する健康な血液を造る細胞)移植という治療方法が確立されて、また、分子標的薬の処方により白血病をはじめとするいわゆる血液難病 ( 難治性血液疾患 ) は、もはや死を恐れる病気ではなくなりました。
しかし、その治療は長期にわたり大変厳しいものであることに変わりはなく、治療費も高額になるケースがほとんどです。国や関係機関(日本骨髄バンクなど)だけでは救いきれない部分はまだまだ残されており、血液難病の患者さんすべてが安心して治療に専念できているわけではありません。
全国骨髄バンク推進連絡協議会は、「誰一人として取り残さない」 という想いをもとに、不安や孤独と闘っている血液難病の患者さんを支援する活動に取り組んでいます。
遺贈により 当協議会の活動を支えていただけましたら、血液難病の患者さんに大きな力と希望を与えて下さることになります。
日本骨髄バンクや日本赤十字社と協力し、ドナー登録を促進する活動を行なっています。現在では54万人を超える方々にドナー登録をしていただいております。
しかし、ドナーはまだまだ不足しているのが実情です。骨髄移植を受けることができるのは希望する患者さんの6割ほどにしかすぎません。
当協議会では、 骨髄移植のような造血細胞移植を望んでいるすべての患者さんが、待つことなく移植の機会を得られる社会を目指しています。
※ドナー…骨髄提供者
※造血細胞…骨髄の中で赤血球・白血球・血小板をつくり出すもとになっている細胞。
※骨髄…骨の内側を満たしている柔らかい組織。造血器官
ドナー登録促進以外のさまざまな患者支援活動の取り組みとして、血液難病の患者さんを経済的に支援する3つ基金を運営しています。
造血細胞移植治療を
経済的に支援する基金
1995年 9月設立
累計助成件数 342件
助成総額 91,905,822円
分子標的薬治療、精子保存による
妊孕性(にんようせい)温存を経済的に支援する基金
2013年 1月設立
累計助成件数 711件
助成総額 35,136,648円
未受精卵子採取・保存による妊孕性温存を
経済的に支援する基金
2013年 11月設立
累計助成件数 40件
助成総額 6,940,774円
※数字は2023年3月末現在の実績
骨髄バンク事業を支援してもらうためには、そもそも骨髄バンクとはどういったものなのかを知っていただく必要があります。
骨髄バンク事業について知っていただくための講演会やコンサートの開催、小学校から専門学校、大学までの各学校での骨髄バンクについての特別授業や講習といった啓発活動を実施しています。
より良い骨髄バンク事業の実現のために、国(厚生労働省)や関係機関(公益財団法人日本骨髄バンク、日本赤十字社)などに対し、提言活動を行なっています。
このほかにも、以下のような活動を行なっています。
個別の活動については、「ご寄付の使い途」の項をご覧下さい。
いただいたご寄付につきましては以下の運営・活動費として大切に使わせていただきます。
具体的な活動内容については、「当協議会の主な活動」をご覧下さい。
「佐藤きち子基金」、「志村大輔基金」、「こうのとりマリーン基金」など、血液難病患者さんを経済的に支援する基金の助成金及び運営費。
全国33ボランティア団体とともに全国各地で開催している医療相談会等や、患者さんが匿名でなんでも相談できる無料電話相談「白血病フリーダイヤル」、患者さんやご家族のためのハンドブック「白血病と言われたら」の改訂発行など、患者さんを支える活動
骨髄バンク普及活動を主目的として開催する講演会やコンサートといった啓発イベントや、一般の方、学生さんなど幅広い方を対象にして行う普及啓発の活動の費用、このほかにもっとたくさんの方に献血やドナー登録をしていただくために作成する啓発グッズ製作費など。
より良い骨髄バンクと医療制度の充実を求める活動のための費用や当協議会の活動を維持するための費用など。
1980年代のなかば、あやちゃんという女の子が東京で暮らしていました。とても不運なことに、3歳のときにあやちゃんは白血病にかかってしまいました。
当時はまだ、骨髄バンクといったものもありません。
放射線治療を受けながら、あやちゃんは骨髄移植をずっと待っていましが、その願いはかなうことなく7歳9カ月という短い命で旅立ちました。
あやちゃんは、絵を描くことがとても大好きでした。闘病中もずっと絵を描き続け、その数は8,000枚にものぼります。あやちゃんが描いた絵は、1993年に画集「あやちゃんの贈り物」として刊行されました。
後年になって、佐藤きち子さんという女性が「あやちゃんの贈り物」を見て大変感動されました。佐藤さんは、ご自身が亡くなる直前に「骨髄移植を受ける患者さんのために」とあやちゃんのお父さまに300万円ものお金を託しました。それが原資となって創設されたのが「佐藤きち子記念 造血細胞移植患者支援基金(佐藤きち子基金)」です。
あやちゃんのお父さまは言います。
「命がけでたくさんの絵を描き続けたあやちゃんと骨髄移植を受けるための支援のお金を命がけで渡してくれた佐藤きち子さんは実際には行きかうことはありませんでした。しかし強い糸で結ばれていたのかも知れません」
現在、当協議会では「佐藤きち子基金」の他に、分子標的薬治療を受ける患者さんや精子保存を行う患者さんを支援する「志村大輔基金」、抗がん剤治療などを受けても赤ちゃんが授かるように未受精卵子の採取、保存を支援する「こうのとりマリーン基金」を運営しています。血液難病を克服しようとする患者さんの希望につながるよう、民間が運営する基金として取り組んでいます。
当協議会は、多くの支援者の方に支えられて活動を続けています。しかし、残念なことに一ボランティア団体として、財政的に不安定な状況が続いています。
皆さまの温かいご支援が、血液難病の患者さんに、病気と立ち向かう勇気を与えてくださいます。
ぜひ、ご支援をお願いいたします。
認定特定非営利活動法人全国骨髄バンク推進連絡協議会はREADYFOR株式会社と連携し、遺贈によるご寄付や相続財産のご寄付に関するご相談を承っております。
遺贈や相続に関してご質問やご相談がございます場合は、お気軽に以下の宛先までご連絡ください。
※レディーフォー遺贈寄付サポート窓口(https://izo.readyfor.jp/)は、遺贈に関するご相談を受ける窓口で、何度でも無料でご相談できます。
寄付のご意向や詳細が決まっていない方でもお気軽にご相談ください。
READYFOR社ではこれまで約2万件の社会活動を支援してきています。その経験を活かし、あなたの想いが込められた大切な財産を、想いをともにする活動へ届けるお手伝いをいたします。
0120-948-313(通話料無料)
受付時間:平日 10:00~17:00(年末年始を除く)
全国骨髄バンク推進連絡協議会受付担当に直接お問い合せいただくことも可能です。お気軽にご相談ください。
03-5823-6360
受付時間:平日 10:00~17:00