日本では毎年数万人もの方が白血病などの重い血液の病気と診断されます。そのうち約2,000人が骨髄バンクドナーからの移植治療を望んでいます。
1人でも多くの方が骨髄移植を受けられるように、ドナー登録にご協力ください。
骨髄(こつずい)は「血液をつくる工場」です。
パイプ状になった骨の中には、ゼリー状の骨髄液がつまっています。
ここに赤血球や白血球などを造る造血幹細胞があります。
(※骨髄と脊髄(せきずい)とは関係ありません)
血液疾患とは・・・
骨髄に異常がおきると骨髄の病気になります。
- 血液をつくる細胞の機能低下➡血液成分の減少➡再生不良性貧血
- 血液をつくる細胞の異常➡がん化した血液細胞の増加➡白血病
妊孕性温存(にんようせいおんぞん)
白血病の治療では骨髄移植や抗がん剤などにより、卵巣や精巣などにダメージを受け、将来子どもを持つ事が困難になります。妊孕性温存の必要性についてご説明しています。
骨髄移植とは・・・
患者さん病気になった「血液をつくる工場」のもとを、健康な人から骨髄液を提供してもらい、「血液をつくる工場」を入れ替えます。これを骨髄移植といいます。